2026 SS

Sculpting the Void :Less, but better

Sculpting the Void:Less, but Better — 存在と構造、そして空白の美をまとう服

今季 EZUMi が挑むのは、衣服を“彫刻”として捉える視点です。

Dieter Rams の提唱した「良いデザインの 10 原則」、その最終項にある "Less, but better" を核に据えながら、Donald Judd、Barbara Hepworth、Richard Serra ら抽象彫刻家たちの思考を重ね合わせることで、構造と存在の本質に向き合います。

彼らに共通するのは、“装飾しない”という選択。語るのではなく、ただそこに“在る”こと自体が、最も雄弁であるという信念。私たちはその思想を、布地やシルエット、空間の扱いに転写しました。

Donald Judd の秩序だった直線と繰り返しは、プリーツやボックス構成に。
Richard Serra の重力と対話する巨大彫刻は、張りと重さのある素材選びに。
Barbara Hepworth の空洞は、カーブドラインやレイヤーによって空間との関係性をつくります。
そして Rams の機能美は、合理性と誠実さに根ざした設計思想として、各アイテムに息づいています。
そのすべては「物体と空間を誠実に扱う」ため。服が人の身体に寄り添うのではなく、人が服と空間との関係の中に立つ。

EZUMi の服は、ただの装いではなく、「構造そのもの」として存在します。

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