Style Hub vol. 6 Denim style
EZUMi 2024 Spring & Summer コレクションのテーマは、
「Ready-made and inframince "エレガントなダダイズム:マルセル・デュシャンの奇想と革新"」
20世紀初頭の芸術家 マルセル・デュシャン は芸術の概念を覆し、想像力と革新を通じて新たな視点を提案しました。このコレクションでは、デュシャンの精神と彼のダダイズム運動から着想を得ています。
Ⅰ、Denim slash jacket
垂直に付くはずの前立てを斜めにそらし、胸ポケットも前立てに合わせて斜めに配したデニムジャケット。馴染みのある「Gジャン」の既視感に対する未視感を意図的に取り入れたデザインと、本来あるべきカタチに対して異なる要素を組み合わせたスタイルで、コレクションテーマを表現する。
ジャケットの首回りはカットオフの仕様で、元々付いていた襟を外したようなラフさがありながら、すっきりとさせることで幼さをなくしている。斜めに並んだボタンが縦の動きを出し、女性のボディラインを軽くなぞることでエレガントさを感じさせるアイテム。
ーHow to stylingー
ややAラインなので、全てのボタンを留めたシルエットも可愛らしく、合わせるボトムを選ばないバランスです。一般的なデニム生地より軽いものを使用しているので、サイドを開けたりフロントを開けたりしてシャツのように羽織るスタイルもおすすめです。袖を捲れば初夏の羽織ものとしても重宝します。
Ⅱ、Denim slash one piece
コルセットのディティールを取り入れたデニムワンピース。斜めにそらしながら入れた切り替えが、裾で自然なひだを生む。この流れるようなシルエットによって、いわゆるデニムのジャンパースカートの甘いイメージを抑え、すっきりと見せている。
少しねじれるように揺れる裾の動きが特徴的。
ーHow to stylingー
カットソーやブラウスなどをインナーに合わせて、肌寒いうちから着用が可能です。また、初夏の頃には薄手のロングシャツを上にさっと羽織ったり、ショートボレロなどを合わせても素敵に着回しできます。胸周りはフィット感があります。
Ⅲ、Denim layered skirt
シンプルなAラインスカートに、もう一枚別のスカートのようなパーツを重ね合わせて再構築したデニムスカート。ウエストがそれたようにも見え、合わせたパーツも左右でずれがあり、絶妙なフレアシルエットを作り出している。
ーHow to stylingー
同素材のジャケットと合わせたLOOK通りのセットアップスタイリングは、デニムのトラッドさも残しつつ新しいシルエットを表現できます。一般的なデニム生地より軽いものを使用しているためボリュームが出過ぎず、フレアスカートとして着回しのきくアイテムです。重ねたパーツが腰からずれて付いていることでピップラインが嵩張らず、スタイリングのバランスが取りやすくなっています。オールシーズン着用可能です。
Credit
Denim slash jacketColor:Indigo / Bleach
Size:S / M
Price:¥57,200 (税込)
Denim layered skirtColor:Indigo / Bleach
Size:S / M
Price:¥58,300 (税込)
Denim slash one piece
Color:Indigo / Bleach
Size:S / M
Price:¥60,500 (税込)